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人間ノリ巻き
制作年:2013年〜
形式:インスタレーション
サイズ:ノリ巻き(具材込み)...W2000×H100×D1800 寿司下駄...W3000×H450×D2000(mm)
素材:布、綿、発砲ウレタン、ポリエリレンシート
体験者がノリ巻きになることが出来る鑑賞者参加型作品。体験者は自身と一緒に巻かれる具材(まぐろ、卵、でんぷ、干瓢)からいくつかを選択し、それを抱いて、巨大な米粒のマットに寝転がります。 そして板前姿の作者に勢いよく巻かれて、巨大な”人間ノリ巻き”になる。
ノリ巻きになった後は、その場で撮影し印刷した写真を、メニュー表になる木板に貼る。そして体験者自身が”〜巻き”などとメニューを書き、メニュー表を完成させ、展示会場に飾られる。
普段行うことのない”人前で転がること”、”食べ物になること”などを、体験型のパフォーマンスとして楽しむことが出来る作品となっている。また体験するだけでなく自分がメニュー表になり作品の一部になることで、巻かれた経験者同士のコミュニケーションを形成することも。
この作品は作品を見るだけでなく、参加し、鑑賞者が作品になることで、鑑賞者と作品、鑑賞者と作者、鑑賞者同士の関係性を楽しく変えること、日常のモノやコトで楽しさを増幅させることを試みるために、海苔巻きと調理というトピックを使用して制作した。 現在、日本・韓国・フランスで計2,500名程の方が体験している。
<展示歴>
・2013年2月26-3月3日…
『平成24年度 愛知県立芸術大学卒業・修了制作展』
(愛知県美術館ギャラリー展示室/愛知)
・2013年8月…etteda7th (ソウル)
・2014年8月…ゲリラ・パフォーマンスin Paris(ポンピドゥーセンター前広場/パリ)
・2015年3月…個展『이랏샤이마세〜いらっしゃいませ〜展』(gallery bonun/ソウル)
・2018年4月7日…『無意味、のようなもの』(はじまりの美術館/福島)
・2018年8月…「こども こらぼ らぼ」(水戸芸術館/茨城)
・2018年8月…「TURNフェス4」(東京都美術館/東京)
・2020年展示予定(2021年以降に延期中)
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